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まず頭を下げてみる

先日、製造部の係長より部品加工を請け負ってくれる新規の
業者を知っていたら教えてほしいということで、私が以前に
訪問したことのある業者を紹介しました。

係長たちは数人引き連れてその業者を訪問し工場見学など
したようですが、どうもその業者との取引はしないことに
なってしまったみたいです。

係長から連絡がなかったので、どうなったのかなあと
思っていたんですが、他の人からすべてを聞いて
しまいました。





取引しない理由はその業者の現場作業員の中でタバコを
吸いながら作業をしている人を一人を偶然みつけてしまって、
そんな従業員がいるような業者に仕事を依頼するのは不安だと
いうことでした。

何それ?もっと他に理由はないの?って思いましたよ。
本当に残念な気持ちになりました。
またやっぱりそうなってしまったかという半分あきれた
気持ちにもなりました。

そもそも、その業者は以前に私がインターネットで検索して
偶然みつけました。

いろいろ調べてみるとこの業者は以前家具業界で噂になっていた
技術を有する業者だったんです。

私は早速その業者に電話をして訪問させてもらうことになりました。

応対してくれたのは社長で、いわるゆ職人のやり手、
頑固オヤジといった感じの人でした。

工場内の案内してもらい、質問に対して答えてくれました。

やはりこの業者は当社にない技術や設備を持っており、
また適正な価格で請け負ってくれることも分かったので、
うまく付き合っていけば、必ずプラスになると確信しました。

会社規模では当社のほうがはるかに大きいし、どう考えても
相手は下請けの仕事をする形になります。

しかし、その業者は既に当社よりもっと大きな企業と取引が
あり仕事に困っているわけではなくむしろ余計な仕事や
収益性の仕事は受けたくないというスタンスであることを
社長のとの話から分かりました。

ですので絶対にこちらが大企業だぞという威張ったような姿勢で
接するようなことではいけないと思っていました。

従って私は終始、なんとかお付き合いをさせていただきたい
というお願いする姿勢で社長に接していました。

大袈裟かもしれないですが、今後のことを考えると土下座してでも
よいお付き合いをさせてほしいくらいの気持ちがありました。

その甲斐あってか、その時依頼したのは当時開発していた商品の
わずかの部品でしかも試作だけだったのが、社長は快く請け負って
くれることになりました。

また社長の二代目になるかもしれない息子にも会っておいて
ほしいということで会わせてもらいました。

その後、その商品は商品化に至らず実際に取引することは
なかったのですが、なんとかその業者との関係はつなぐことが
できました。


そしてやっとまた係長たちによって具体的に取引できる話が
出たにもかかわらずこの結果という始末。

確かに現場作業員の中でタバコを吸いながら作業をしているのは
良いことではないのは分かります。

しかし、欲しい技術や設備がそこにあるのに偶然タバコを
吸っていた従業員を一人見てしまったことですべてを棒にふる
というのは取引しない真の理由になっているとは思えません。

そんなことを取引しない理由のトップに挙げているところから
私が察するに、今回その業者を訪問した係長をはじめとする
メンバーには、頭を下げて取引してもらう気持ちがまったく
なかったのではないかという気がします。

それどころか、下請けなんだから当社が仕事を与えてやるんだって
くらいの気持ちで伺ったように思うんです。

それでなんとなくその業者の社長の職人気質特有の高飛車な態度に
カチンときて我慢できなかったんじゃないかと思うんです。

実際、私の会社は業者に対してあいつらは下請けなんだから
使ってやればいいとか偉そうにさせてはいけないとか、
そんな考えの人が非常に多いです。


確かに業者は下請けの仕事をしていて当社が仕事を与えて
いるんだという意識は私にも正直あります。

しかし、業者によって支えられていることも意識しているので、
やはり仕事を請け負っていただいているんだという深々と
頭を下げる気持ちもあるんです。


以前にテレビ番組でみたんですが、岡野工業という町工場のような
業者に医療器具製造販売大手のテルモの社員たちが訪問し
共同開発及び部品を製作してもらえるようにお願いいたしますと
深々と頭を下げている様子を見たことがあります。

岡野工業は痛くない先細注射針を製作する他にない高い技術を
持っていたためにテルモのような大企業の社員たちが頭を
下げてお願いしたわけです。

その姿勢があったからこそテルモは新しい技術と商品を
手に入れることができたわけです。

もしそれが、あんな町工場の社長に偉そうにされては、
しゃくにさわるという気持ちだったら何も得られず、
他に先を越されて時代に取り残されていくだけだと思います。


今回の当社のケースもまさにこういうことだと思うんです。

ただ、テルモのように成功する可能性があったかもしれない
ところをその芽を自ら断ってしまった悪いケースですが。


今後メーカーの厳しい現状の中で生き抜いていきたいのであれば、
まず頭を下げてみることから始めないといけないと思います。




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[ 2006/02/26 22:27 ] 外注の活用 | TB(0) | CM(2)

なるほど

もともと、見るところが違っていますよね。姿勢の問題もありますが、なにが本質なのか。。
もちろん、タバコをすいながらというのはいただけませんが
それが判断基準の大きなものでは、職人さんとは付き合えませんからね。
[ 2006/02/26 23:47 ] [ 編集 ]

本当にそう思います。
最初からこちらがお願いする立場だという気持ちで伺ったのであればこういう結果にはならなかったと思うんですけどね。
なんとももったいないことだと思います。
[ 2006/03/01 22:27 ] [ 編集 ]

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