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大阪都構想が実現しなかった原因

住民投票で接戦の末、大阪都構想が実現しませんでしたね。

なんとなくそういう予感もありましたが、それでも
実際に、実現しないとなると、えー!本当に
実現しなかったの?みたいな微妙な気持ちです。

実現しなかった原因についてはいろいろな意見がありますが
私はひとことにまとめると「年齢」ということが一番の原因だと
思いました。

それは反対が過半数を超えていた住民の年齢層が
70代以上だったこともあります。

しかし、「年齢」は住民のことだけではなく、橋下市長の
年齢ということも大きな原因だったと私は思います。

橋下市長は現在45歳です。

まだ若い、というか若すぎます。
逆にこの若さで、日本全国から注目を集めることを
政治の世界で実践したというのが驚きですね。

ただ、その活躍も残念ながら最後の最後で壁に
阻まれてしまいました。
政党の中で、大阪都構想に賛同するのは最後には、
維新の会だけという四面楚歌状態でしたね。
各党、結託して橋下潰しに躍起になっていた状況は
ある意味、小中学生のいじめのようで異様な光景でした。

橋下市長は45歳という年齢のため、政治家の世界では
ほとんどが自分より年上であり、もともと非常にむずかしい
立場であったと思います。

というのは、単純に自分自身に置き換えてみると、
たとえば、会社の中で自分より5歳も10歳も年下に意見
されたり指示されたりするというのは、いやですからね。
何かいやというと、相手が自分より年下だからです。(笑)
要は生理的にNOということです。

単純なことですけど、結局、各党から反発を受けた理由は
実は橋下市長の年齢が彼らより下だったということが
大きかったように思います。
反対派の代表は橋本市長より若かったみたいですが
それ以外はほとんど年輩という状況ですね。
あの若造に大阪市を変えさせてたまるものか、
リーダーシップを取られてたまるかという気持ちが多くの
政治家にあったと思います。
そのため、特に反対の理由もはっきりしないまま、
反対派が結託して、まるで小中学生のような反対運動を
展開するという恥ずかしい形になってしまったわけですね。
もはや政策の内容云々の話ではなく、生理的にいやという
拒否反応だったように思われます。

高齢の住民も、自分たちよりはるか年下の市長によって
福祉の面で優遇されない世の中に変えられてしまうなど
恐怖心を反対派によって煽られ、不安が増大して最終的には
NOを突きつけたのだと思います。

もちろん、大阪都構想は、政策の中身がはっきりしないとか、
いろいろな理由も言われており、そういった側面も原因として
あったとは思いますが、住民に果たしてどこまで政策を
理解しようとしている人がいたでしょうか。
もともと、大阪都構想を掲げる橋下さんを市長に選んだわけ
ですから、最後に政策が分からないから、なんていうのは
本来、理由にもならないですからね。
ほとんどが、福祉の面で、なんとなく優遇してくれそうだとか
大雑把な理解で、判断していると思います。
結局のところ、なんとなく選挙向けに良いことばかりを言う
政治家に票を入れるだけですね。
そういう意味では、あまりに民意にこだわり過ぎて、あてに
し過ぎた橋下市長はちょっと思惑違いだったのでしょうね。

橋下市長は10年後の55歳だったら、余裕で勝利していたと思います。
経験を積むという意味ではなく、自分より年下が増えて
年上の世代とも同等もしくは近くなる年齢になることで世間からの
信頼度が変わる、という年齢の持つ力を得るという感じでしょうか。
おそらく、橋下さんは今の年齢では、いろいろな理不尽な反発に
遭ったことだと思います。
声を荒げることが多かったのも、気性が荒いからではなく、あまりに
理不尽な反発が多かったからだと思います。
もし、10年後の年齢になると、今より反発を受けることも少なくなり、
橋下市長自身も声を荒げてしまうようなことも減っただろうなと思います。

もちろん、橋下市長自身、若気の至りのような部分もあったかと思いますが
常に反省の姿勢も持っている方で、ぶつかった時に一つずつ反省すべき点は
反省しつつ、よりベストなアイデアを試行錯誤して本当に誠意を持って
取り組まれていたと思います。
長年積み重ねられてきた大阪市の無駄な構造を変えるには私たちの
見えないところで、激戦が繰り広げられていたことだと思います。
おそらく、橋下市長はあの強気な言動の裏で、何度も涙を流したのは、
なんとなくですが想像がつきます。
それは、パフォーマンスとしての涙だけではなく、誠意や真意が理解され
なかった悔しい涙でもあったと思います。

とにかく今回、大阪にとっては大きな痛手であったと思います。
というのは、東京と金沢を結ぶ北陸新幹線が開通し、また数年後には
東京オリンピックが開催されるため、全国の注目は東京や関東に
集まる中で、大阪都構想は唯一、大阪や関西にも注目を集める
チャンスでもあったと思うからです。
実際、特に大阪都構想の直前は、一気に大阪に全国から注目が集まって
雰囲気が盛り上がりつつありましたからね。
もし、実現していたら、注目が集まるだけではなく、実際に国からも
資金が投入され、街はどんどん活性していたと思うと、大阪は本当に
大きなチャンスを失ったと思います。
逆に都構想が実現しなかったこれからの大阪って・・・

橋下市長は自己保身を優先しない貴重な政治家。
それを自分たちで排除してしまった事の重大さは、これから少しずつ
気づいてくるだろうなと思います。

ただ、大阪市内の公務員の方々はほっとしているでしょうけどね。(笑)
[ 2015/05/24 18:41 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

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