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メール便廃止の真相

ヤマト運輸が2015年3月いっぱいでメール便を
廃止するという発表がありました。

ネットショップを運営している人はかなり衝撃を
受けたのではないでしょうか。
私も驚きました。
でも・・・なんとなく予想できるようなそんな気もして
驚き半分、諦め半分といった微妙な感じですね。

いずれにしても、いきなりメール便がなくなることに
よって困る人は多いでしょうね。
メール便に代わる新サービスが用意されている
ようですが、間違いなくコストアップになるでしょうね。
メール便と同様に82円でのサービスというのはもはや
あり得ないと思ってよいのではないでしょうか。

本当に困りますね。
どうしてそういう極端なやり方になるのかなあと
大企業特有のいやな部分を感じずに入られません。

メール便を廃止した理由について、ヤマト運輸は
「信書」の定義があいまいで、知らずにそれを
メール便で送ったお客様が郵政法違反になって
しまうことで、迷惑をかけるわけにはいかない、
ということを発表しています。

その理由は一見、お客様のことを大切に思って
いるようで、実は違いますね。

そもそも、ヤマト運輸は「信書」の扱いのことを
承知でメール便を導入して何年も続けてきておいて、
今更あらたまったように言うことではないと思います。

本当の理由はそこではないのでしょうね。

というのは、私自身、メール便を利用してきて
思ったのは、82円であのサービスでは
安すぎるのではないかという感じでした。

もちろん、利用している立場として、ありがたいし
かなり利用させてもらっていました。

しかし、1通からでもドライバーが引き取りに
伺ってくれて、しかも追跡までできてしまうと
いうのは82円ほどでは普通あり得ないなと
利用しながらも思っていました。

また、コンビニでもメール便を出すことが
できますが、82円だけで2、3分の手間を要します。
私自身も何度かコンビニでも出してきましたが
サインをしたりするために、無駄に時間がかかり
ほとんどの場合、そのために、後ろに列ができて
しまう感じでした。
ガム一つ買うのと比較すると倍以上の時間が
かかっています。
ガムは100円程度だとすると、メール便は
それより安いのにもかかわらず、時間だけは
しっかりかかっているという店員にも客にも
なんともありがたくない状況です。
これでは、コンビニも大変だろうなといつも
思っていました。

一方、郵便では同じ82円でも、送ることができるのは
軽い手紙程度のもので、しかも郵便ポストに投函か
郵便局窓口へ持っていくなど、ほぼセルフサービスに
なっていることと比較すると、メール便のサービスの
良さは度を越えた無理なものだと感じていました。

それでもヤマト運輸がメール便を自社サービスとして
取り入れて続けてきたのは、赤字であっても、
メール便を受注することで、顧客を獲得し、宅急便の
受注を増やすための営業ツールとして役立てようとする
考えがあったと思われます。

しかし、メール便の現実は、現場のドライバー泣かせで
実際に、かなりの作業時間を費やすという形でのロスが
あったように思います。
具体的には、メール便1通だけで客から呼びつけられて
車で向かい、駐車して、メール便の伝票を打つ出し
戻っていくという作業時間はそうとうなものだと思います。
もちろん、それで客が宅急便も併せて利用してくれると
良いのですが、そういう気遣いのできる客がどれほどいることか。
結構、容赦なしの客も多いですからね・・・

そういうメール便の現状でしたので、むしろ宅急便の
受注の足かせ、足止めになって、悪影響を及ぼして
いたことだと思います。

ですので、ヤマト運輸がメール便を廃止する本当の理由は
「信書」がどうこうより、サービスとして続けていくのに
無理がきたということだと思います。

それをあたかも「信書」の定義、制度を変えない総務省が
悪いという理由に摩り替えたような発表をするのは
いかがなものかと思います。

ただ、ヤマト運輸としては、それを変えようと総務省に
働きかけて努力はしてきたと思いますので、その部分は
評価されるべきとは思います。
その努力が報われず、今回ヤマト運輸の怒りも感じます。
このあたりは郵政民営化による様々な利権の絡みがあり
非常にドロドロした事情が見え隠れしていますね。

ヤマト運輸はあえて挑戦したと思いますが、結局
そのドロドロのしがらみに巻き込まれて気がつけば
総務省によってはじき出された感も否めない気がします。

結局のところ・・・
ヤマト運輸も悪い、総務省も悪い、日本郵便も悪い、
皆悪いといったところですね。(笑)
郵政民営化して、あいまいな制度を作ったのも悪いし、
その制度のもと、新しいサービスを作っては身勝手に
廃止したのも悪い。
大きな組織同士が最後は責任のなすりあいをして
いるだけの茶番劇ですね。

何を言ってもそういった茶番劇のしわ寄せは末端の従業員や
私たち利用者に来るだけなんですよね。

とりあえずは、まもなくヤマト運輸ではメール便に代わる
新サービスが実施されますが、どういった内容になるのか
ほとんど期待せずに待っておいたほうが良いと思います。
[ 2015/02/05 19:06 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

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