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製造と小売の両立

ネットショップを運営している人の中には
メーカーの立場として製造して得意先への
卸と小売の両方をされているケースもあると
思います。

この場合の小売はメーカーがエンドユーザーに
直接販売するネット直販になりますが、
ネット直販の難しさを実感している方も
多いのではないでしょうか。






製造、卸、小売という形はリアルの世界では
ゆっくり年数をかけてその形が出来上がって
きました。

製造、卸、小売の業者はそれぞれが自分の
仕事の範囲で情報を持ち、販売先に伝えて
最終的にはエンドユーザーに伝わって販売が
完了するというものでした。

ところがネットの出現により、情報が
リアルタイムですべての人が共有できる
ようになりました。

製造者が卸業者に伝えていた情報をネットで
公開することにより、飛び越えてエンドユーザー
まですべて情報を共有できるという状況に
一転しました。
すべての人が情報を共有化できる時代に
なったわけです。

そうなるとメーカーは自分のところで
直接、エンドユーザーに販売したほうが早く
正確に伝わるのではないかという考えに
傾くのは自然な流れかもしれませんね。
実際、楽天が急成長した初期の頃は
そういった製造直売の手法が有効でした。
しかし、今ではそこでも競争が増え
結局、製造と小売を両立するネット直販は
当時のように行かず難しくなってきている
ように思います。

もちろん、製造と小売を両立することは
可能ですが、それはものを作って展覧会を
開催するなどブランディングをして自分で
販売するいわゆる作家活動に近いことを
行なうというまれなケースになります。

結果的には、やはり卸や小売の存在は
必要だったということになります。

しかし、卸や小売は単にモノを横流しして
売るということでは存在価値が限りなくゼロに
近づいてしまう時代になったとも言えます。

今ではネットによって情報が逆に氾濫している
ように思いますし、ネットで配信される情報
一つ一つの価値も徐々に薄れてきて
信頼できるブランドを持つ事業者からの
情報のみ、大きな価値を持つという
流れに向かっていると思われます。

要はHPやブログなどは誰でも作成できる
時代ですので、情報を発信すること自体に
価値はなく、発信者のブランド価値による
信用度というのが重要になります。

としますと、卸や小売もそういったブランド
価値を持つところだけが生き残れるという
ことになります。

また商品は情報によって付加できるものだと
思いますので、卸や小売も情報によって
商品価値を高める努力をすれば、非常に
安定した力をつけることも可能だと思います。

つまり、卸や小売はメーカーの商品を仕入れる
だけでなく、仕入れのコンセプトを明確に
したり、小売の場合は出店場所やあとは
宣伝方法によるブランディングを行なって
いくなど商品をより魅力的に感じさせる
工夫をした上で販売することが求められる
ように思います。

ネットで誰もが平等に情報を発信したり
共有できる時代だからこそ、卸も小売も
そういった情報を発信してブランディングに
努めることで、今までにない強い存在感を
持つことも可能になるはずです。
[ 2011/03/31 14:17 ] ネットショップのあり方 | TB(0) | CM(0)

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