泣かせたら勝ち
テレビのCMを見ていて思わず泣いてしまいました。
CM見て泣くとは、なんて涙腺が弱いんだという感じですけどね。(笑)
住宅メーカーの
エスバイエルの「
MINCA」という商品のCMです。
(
MINCAテレビCM)
商品とそのコンセプトに何かを感じ、心に共鳴してしまったみたいです。
感動して涙を流してしまうような商品はどんなものなんでしょう。
建築、住宅、家具、インテリアなどは空間とつながりが強い商品です。
自分の求めていた空間に触れた瞬間に感動することありませんか。
最初は、高い商品をつかまされないように緊張しながら営業マンに
案内されて展示場を訪れる。
入ってリビング、キッチンを見渡した瞬間、いろいろなことが
頭を駆け巡る。
子供の頃の自分。そして両親。兄弟。
ただ無邪気に外で遊んで泥んこになって帰ってきた夕暮れ時。
母親が微笑みながら暖かいご飯を作っていてくれる。
家族で囲んだ夕食。
こんな光景がよみがえり、懐かしさのあまり気がつけば
涙があふれていた。
私がエスバイエルのCMを見て泣いたときもこの感動だと
思うんです。
でも住宅を購入するつもりで見ていたわけじゃないん
ですけどね。(笑)
この深い感動が、購入を考えてもいいという気持ちに向かわせると
思います。
まさかという感じもあるとは思いますが、感動ってそれほど
大きな力を持っているんですよね。
これは芸術に値段があってないのと類似するところがあるように
思えます。
絶対安く買うぞって思っていたけど、商品に触れ感動した瞬間、
お金を払ってでも買いたい気持ちに変わる。
涙が出るほどの感動は「もうお金なんてどうでもいい」っていう
気持ちにさせるほど威力があると思うんです。
実際に買うか買わないということは分からないけど、
まったく高い買い物をしないつもりのお客さんの気持ちを
変えてしまうことは大きい。
このような感動といってもいろいろな感動あります。
最先端に触れ研ぎ澄まされたような感動。
機能的であっと驚くような感動。
どこか郷愁の念を抱かせるような感動。
この中で、どこか郷愁を抱かせる感動というのは、
人に涙を流させる力を持っていると思います。
単に郷愁を抱かせるなら大正や昭和時代の家の作りにすれば
いいんですけど、それでは現実離れして芸術品など趣味の
世界で終わってしまいます。
芸術品ではない一般の商品で人を感動させ涙を流させるには、
今の時代の実用性の中で、ほのかに溶け込んだ郷愁の念が
深い感動を呼び覚ますことが深く影響していると思います。
感動の話に商売っ気を出すのはいやらしいんですけど、
要は泣かせたら勝ちなんですよね。
感動させて涙を流させるような商品。
これはあらゆる商売における究極の目標ではないでしょうか。
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2005年07月24日 企業から学ぶ トラックバック:0 コメント:6