業者から距離を置かれる
展示会出展が終わってから社内では私が開発している
新商品のことが話題になることが多くなったように思います。
近々行なわれる商品会議において商品化決定の追い風と
なることを期待できそうです。
しかし、一方では長引く時間の経過が商品化に悪影響を
及ぼし始めていることを予感させる出来事がありました。
現状ではこの業界の商品の開発期間としては
異例ともいえる長い時間が掛かってしまっています。
開発の過程の中で非常に大きな商品に成長したことが
商品化決定の可否を判断を困難にしてしまっているため
だと思われます。
大きな商品に成長することは本来望ましいことですが、
痛しかゆしというところです。
私はこのことに危機感を抱いていました。
時間をかけることはじっくり良い商品に完成させるという
メリットはあります。
しかし、時間をかけすぎると、以下のようなデメリットが
現れてくると考えられます。
・商品が時代遅れになり旬を逃す
・他社に先を越される
・協力業者のモチベーションが下がる
時間がかかり過ぎるとこういったデメリットがメリットを
上回ってきます。
今回、このうち、協力業者のモチベーションが下がるという
事態に直面してしまったんです。
一昨日に協力業者に部品の再見積を依頼したところ、
「正直、今までと同じように納得できる価格で提供できない
かもしれないです。
これまでは(その業者の)下請業者は間もなく商品化する
ということで価格やその他の協力をしてくれていましたが、
やはり商品化するかしないかはっきりしない状況が続いて
いますので、下請業者にも強く言えなくなっているんですよ。
できる限りの協力はするつもりですが、これまでのようには
期待に添えないかもしれないです。」
というようなことを協力業者の営業担当から言われて
しまいました。
商品化が決定しない状況を逆手に取られて揺さぶられて
いるんじゃないかっていう悔しい思いもありました。
しかし冷静にこの営業担当の立場を考えると、商品化決定に
かかる異例の時間の長さにモチベーションが下がってしまうのも
無理はないという気もしました。
また業者も私の会社のために慈善事業をしているわけ
ではありません。
やはり商売の目処が立たないことにいつまでも付き合って
いられないというところは当然あると思います。
逆にこの状況でよくここまで協力してくれていると
感謝すべきなのかもしれないくらいです。
本当に今厳しい状況に追い込まれていると実感しました。
開発している立場としてはこういった業者の
モチベーションは商品の良し悪しに直接影響することが
分かるだけにつらいところです。
商品化決定してくれることを願うばかりです。
どうなるのか・・・
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