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ポケモンGOの大ヒットからネットの未来を予測

7月には毎日のようにポケモンGOのニュースを見ました。
スマホを片手に持った大人が世田谷公園に群がっている
様子などは少し怖いものもありましたね。(笑)

ちょうど夏休みのシーズンということもあって、めずらしい
昆虫の採取にいくような感覚でスマホを持ってポケモンの
採取のために皆、公園に向かったでしょうか。
スマホは虫かごということですね。

このポケモンGOのブームとなったのは、日本での発売前に
アメリカで先行販売されて大ヒット、というニュースが事前に
流れたというのも大きかったですね。
実はアメリカでは2000年ごろに任天堂のゲームボーイで
ポケモンのゲームが流行して、日本以上にポケモンが
人気キャラとして定着していたようです。
そういうアメリカだからポケモンGOが大流行したのでしょう。
そのニュースを知って、なんだなんだ?と日本でも一気に
関心が集まったと思います。

でも8月に入ってからはずいぶん落ち着いた感がありますね。
さすがに大人が公園に群がっていることももうないでしょう。
ようやく平常に戻ったということですね。

ただ、やはり社会に与えたインパクトは強烈なものがあり、
位置ゲームという新しいジャンルが一定の地位が築かれた
のは間違いなさそうです。

前回記事に続き、今回またポケモンGOのことについて
書きたいと思います。
世界中でのこの大ブームは、Windows95が発売された時や
ネットショップが出現した時に近いほどの大ブームになったように
私個人的には感じています。
そのため、ここで徹底的にポケモンGOとは一体何なのか
追究し、ネットの未来まで予測してみたいと思います。

実はポケモンGOの開発の中心はアメリカのグーグル社から
独立し、スマホ向けのアプリを開発するベンチャー企業の
ナイアンティック社です。
同社がポケモンという人気キャラクターをゲームに
利用するために任天堂らにその使用許可を得た形になります。
つまり、ポケモンGOはナイアンティック社の
スマホゲームアプリということになります。
またナイアンティック社にはグーグルが多額の出資をして
いますので、ポケモンGOでの儲けは当然、グーグルの
儲けにもなります。
大きく見るとグーグルのスマホによる世界戦略の一環と
いってもよいのかもしれません。

そのポケモンGOは、まったく新しい発想で開発されて
一気にブームが起こったようにも思われますが、実は
その前に基盤や前身となるものが存在しました。
「Ingress(イングレス)」というスマホ用ゲームアプリです。
このアプリはまさにポケモンGOと同じで、スマホの
GPSを利用した位置ゲームになります。
ナイアンティック社はこのアプリをポケモンGOの前に
既に開発して販売していました。
そこそこの人気があったようで、日本でのこのゲームの
イベントなども開催されていたようです。

つまりポケモンGOの大ヒットを生み出すための地盤が既に
固まっていたわけです。
突然出てきたアイデアで大ヒットしたわけではなく、ポケモンという
人気キャラクターの活用であったり、「Ingress(イングレス)」という
アプリのシステムの活用であったりと、いろいろなヒット要因が
既に出来上がっていた上での成功だったということですね。

今思うとポケモンGOは大ヒット必至であったわけです。

このポケモンGOの大ヒットで一体、今何が起こっているのか、
これからネットの世界はどうなっていくのか徹底的に予測して
みたいと思います。

むずかしい言葉を使わず簡単に分かりやすく書きたいと思います。

まず、現状はスマホを使ってリアルの場所に出かけて楽しむという
位置ゲームの分野が完全に開拓されて定着したということです。
例えるなら、何もなかった荒野に始めて畑が耕され、カボチャの
収穫に成功したといったところだと思います。
カボチャはポケモンGOということですね。
もともとあった荒野はスマホ、耕された畑は・・・
今回の場合、ARということになります。
ARとは拡張現実(オーグメンテッドリアリティ)のことです。
簡単に言うと、人が知覚する現実世界に、コンピュータ技術により
バーチャルの要素が加わり、拡張された世界というものです。
スマホ画面に映った現実世界の中で、ポケモンが出現するというのも
その一つですね。
また、史跡などのスポットに出かけて、そこでスマホ画面で見ると
史跡の情報が画面上の現実世界に追加される形で表示される、
というのもARの一つですね。

ARに似た言葉ではVRがあります。
これは結構以前から世間でも知られていると思いますが
仮想現実(バーチャルリアリティ)のことですね。
ゲームの世界などはバーチャルリアリティそのものですし
ネットショップもネット上の仮想店舗ということで
バーチャルショップとも言われていますね。
余談になりいますが「セカンドライフ」というまさに
バーチャルリアリティの極みのようなサービスもありましたね。
過去の話のようですが、実は今もしっかり存在しています。
このサービスも密かにハイソサエティと呼ばれるユーザーを
中心に日本でも今後も普及していくのではないかと思っています。

話を戻しまして・・・
今回のポケモンGOでは、荒野が畑(AR)として一気に耕されました。
その畑でカボチャ(ポケモンGO)が大収穫されたことで、今度は
そこでトマト、ナス、キュウリなども収穫できる可能性も
生まれたと言えます。
つまり、ARを活用したポケモンGO以外の類似の体験型スマホ
アプリが出てくる可能性が充分に考えられるということですね。

具体的にはどういったものが出てくるでしょうか。

それを予測する上で、まずはポケモンGOのどこが魅力的で
ブームの原動力となっているのかを把握する必要があります。

ポケモンGOはリアルの世界に設定されたポケストップという場所に
実際に行くことで、ポケモンのキャラクターがスマホの画面上で
出現して捕獲することができます。
冒頭で書いた世田谷公園もポケストップに設定されていて
そこに行けばポケモンを捕獲できるということで、皆一斉に
集まったということですね。
捕獲したポケモンの数でレベルアップしてレベル5以上になると
今度はポケストップと同様にリアルの世界に設定されたジムと
呼ばれる場所で陣取り合戦の形で、他のユーザーと画面上で
対戦することができます。
ジムはたとえば、マクドナルドがポケモンGOとコラボしたように
外出先でゲームをできるような場所に設定されるようですね。
ポケストップは公園など公共の場所が多いことを考えると
ジムはファーストフード店との相性が良さそうに思います。
理由としてはポケモンGOのユーザーはやはり小中学生と
その親が中心で、ポケストップにやってきたユーザーが
立ち寄る場所としてそういったところが最適かなと思うからです。
ポケストップに設定された公園周辺のコンビニなども
間接的に集客面で恩恵を受けるでしょうね。

そのようにポケモンGOはスマホを持ってでかけて画面上でただ
ポケモンを捕獲するだけではなく、その先には、ゲームとして
対戦ができる、という仕組みになっています。
ライトユーザーからコアユーザーまで満足できる仕組みなのでしょうね。

ただ、おそらくですが、単純にポケモンを捕獲するだけでも楽しいと
感じるユーザーも多いのではないかと思います。
というのは、ポケモンのキャラクターを実際に見てみると、なんとも
可愛いんです。(笑)
個人的にはピカチュウは特に可愛いと思います。

スマホを持ってポケスポットに出かけて、画面上にピカチュウが
出現してニコニコしていたら、おそらくこちらもニッコリで
何か嬉しい気持ちになると思います。

単純ですけど、ここにポケモンGOが子供から大人まで愛される
人気の秘密があるのでしょうね。

振り返れば、昔のマリオブラザーズのようなゲームでも、
子供だけでなく大人も夢中になりました。
まさに今のポケモンGOと同じですね。
当時のマリオのキャラクター自体は、ポケモンのような何十年も
続くものではなく、初登場でしたけど何かポパイのような親しみの
あるキャラクターでした。

考えてみれば、マリオがカメなんかをやっつけるだけのゲーム
でしたけど、単純にそれがおもしろくて夢中になったと思います。
そこに意味があるわけでなく、ただおもしろい、というだけでした。

今のポケモンGOもまさにそうですね。

ポケストップに行ってポケモンを捕獲するだけで何が
おもしろい、なんて考えること自体が無意味なのかもしれません。
敵キャラをやっつけたり、収集したり。
意味なくただそれがおもしろいということだけなのですからね。
それが単純におもしろいと感じるのがゲームというもの。

ただ、マリオブラザーズなど、当時のゲームと、ポケモンGOが
大きく違うのはやはり、リアルの場所に「出かける」という点ですね。

この点について、もう少し突っ込んで考えてみたいと思います。
私のように家の中が好きな人にとっては、画面上のゲームを外で
するという感覚がなかなか理解できないのではないでしょうか。
通学や通勤の途中にテトリスなんかをするのは理解できても、
わざわざ、ポケモンを探しに出かけるという気持ちはどうしても
理解しがたいような気がします。
でも現実として多くの人がそれを探しに出かけているわけです。

そこで、ポケモンGOというゲームが、これまでに存在したすべての
娯楽の中で一体何に最も近いのかを考えると、その気持ちが理解
できるのかもしれません。

その候補はいろいろあるのですが、たとえば・・・
ディズニーランドやUSJ。
そこに行けば、アニメキャラと実際に出会うことのできる世界ですね。
あとはアニメキャラのイベントや展示会など。
最近だとリアル脱出ゲームなるものも存在するようです。

特にディズニーランドやUSJはキャラだけではなく、施設の
雰囲気や全体の風景も含めて夢のような世界ですね。
そこに行けば、非現実の夢の世界を満喫できます。
これはお金を払ってでもいきたいと思うことができるから
その場所にはそれ相応の価値があるということですね。

そういった出かけて体験する娯楽を楽しむユーザー、というのが
今回のポケモンGOの最大のターゲット層と言えるのかもしれません。
そういった層を中心にポケモンGOのユーザーに引き込む形となった
と思われます。

過去で言えば、ゲームセンターでしかテレビ画面上のゲームが
できなかったユーザーたちを家でできるテレビゲームの
ファミリーコンピュータによって引き込んだのと同じですね。

スマホやARの技術によって位置ゲームという新しい分野が
生まれて、そこへユーザーが流れて定着したわけですね。
今後は、先ほどのマクドナルドやコンビニとのコラボ、また
観光スポットや地方自治体とのコラボといったことが
次々と生まれて実現していくのではないでしょうか。
その時にはポケモンだけではなく、ドラえもんやその他の
人気キャラクターも登場しているかもしれませんね。

ところで、ポケモンGOによって開拓されたこのARという新しい
分野ですが、実はゲーム意外では存在していました。
「グーグルグラス」なる言葉を聞いたことはあるかと思います。
グーグルの開発したメガネでそれをを付けて出かけると、現実に
見えるもの以外に様々な情報がそのめがねの中での表示に
よって重なって同時に見えるというものです。

まさにARを活用しためがねですね。

しかし、そんなめがねをつけて出かけるのは危ない。(笑)
それこそ事故を起こしてしまいかねません。
価格も高価ということもあって、現段階ではとても普及するような
ものではありませんでした。
ただ、開発は続けれているようですね。

その流れでスマホのゲームアプリという形でARの普及が成功しました。
歩きスマホは危険とはいっても、めがねよりは断然に安全ですからね。
かろうじて、世間に許される範囲での使い方だとなんとか判断された
結果だと思われます。
ただ、ARの普及の成功といっても、おそらくARの持つ本来の技術のごく
一部だとは思いますが、一応、世間に広く知れ渡りました。

このゲームでのARの成功が、その他ネットの分野、ネットショップ
などにも影響してくるでしょうか。

おそらくですが、ARは当面の間、スマホゲームの範囲内での
活用までに留まるかなと思います。

ポケモンGOでは既に問題点が指摘されている2点が
どうしてもARのさらなる普及に歯止めをかけるのではないかと
思います。

・危険な歩きスマホを助長する点
・公共の場所をポケストップに設定する点

どちらも、他人に迷惑をかけたり、大きな事故につながる恐れが
ありますので、無視できない大きな問題だと思います。
やはり歩きスマホしながら、公共の場所に立ち入ってするゲーム
というのは、冷静に考えると無理がありますね。
家でテレビゲームをするのとは大きく事情が異なります。
つまり、ポケモンGOはその大きな問題点を抱えているため
今以上に拡大することはなかなかむずかしい、というのが
実情だと思います。

結果として、ARはさほど世間に普及はしないと思われます。
現状のまませいぜいポケモンGOような位置ゲームの中で
楽しむ程度ですね。

ただし、ARは条件付きではかなり普及する可能性はあると思います。
というのは、たとえば、遊ぶ場所を限定して、ポケモンワールドの
ような施設を作って、そこにスマホを持ってでかければ、ポケモンに
会える、といった形にすれば、思う存分、安全に楽しむことができます。
ポケモンGO専用の施設というですね。
ポケモンだけではなく、他のキャラクターでも適用できそうです。
そうなると、ナイアンティック社の目指すゲームとは主旨が少し
異なってくるということはありますが。

そのような考え方だと、先ほどのグーグルグラスなども普通に
活用できるかもしれません。
公共の場所と異なって専用の施設だと比較的安心ですからね。
専用の施設内でグーグルグラスを用意しておけば、独自の世界が
見えて体感できるという楽しみ方も生まれそうです。
おそらくまるで、アニメや映画の世界の中に自分がいるのと錯覚して
しまうような世界になるのでしょうね。
ARによってさらに世界観が拡張されて娯楽施設での楽しみ方も
よりいっそう増すのではないかと思われます。

ポケモンGOは、そういうARの世界を世間に分かりやすく広めて
くれたのは間違いなさそうですね。
可能性が広がっていく大きなきっかけになったと思います。
今後はどのように活用されて私たちの身の回りに普及していくのか。
これからも目を離せませんね。
[ 2016/08/13 22:56 ] 雑記 | TB(0) | CM(1)

ブログ拝見させていただきました。
また勉強のため読ませていただきます。
ありがとうございました。
[ 2016/09/09 11:36 ] [ 編集 ]

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